26th meeting
「死」
Core Talk Cafe meeting

開催場所

喫茶茶会記(四谷三丁目)

参加者数

18名(運営スタッフ含まず)

テーマ選択の背景

第26回目の今回は、誰もが避けることができない(と言われている)「死」をテーマに選びました。一般的にネガティブな印象のあるものですが、みなさんはどのように考えているのでしょうか。

当日の様子

第26回「死」は過去最多のご参加希望をいただき、濃密な議論ができました!最初に「死は悲しいのか」、「なぜふと死にたくなるのか」、「死はだれのものか」、といった提題が出ました。どの問いも魅力的でしたが、まず「社会の中で死はどう決められているか」という具体的な話になりました。それは「社会が人を殺すこと」なのかもしれない。そこで議論の整理がされ、社会における「死の取り決め」の話だけでなくもっと個人的で主観的な「死」の話もしようという方向に。しかし簡単には分けられず「社会的に殺さなければ死なないなら、『私』は死なないのでは」という意見が出たり、「死」の定義だけでなく死の「怖さ」や「悲しさ」、宗教や芸術における死の「美しさ」なども吟味され、豊かな議論となりました。
Core Talk Cafe digest

Digest of digest

死は悲しいものなのか
死はいったい誰のものなのか(誰が死を判断し所有するのか)
「私」は死ぬのだろうか。
死につきまとう或る種の魅力は何か

Book Guide

『死』 ジャンケレビッチ『死』(みすず書房)
ジャンケレビッチ
みすず書房 1996-2

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